和菓子は四季を彩る
和菓子は四季を彩る
近年は冷凍技術や栽培技術の進歩により、野菜や果物は一年中食べることができますが時期を逃すとなかなか食べられないのが季節の訪れと共に作られる和菓子なのではないでしょうか?
お正月の「花びら餅」からはじまり、月を追うごとに「うぐいす餅」「草餅」「桜餅」「柏餅」
…夏になれば「水羊羹」「葛餅」、秋になれば「栗蒸し羊羹」など、その季節になると店先に並び、過ぎれば姿を消します。
また、生活文化に欠かせない歳時記、雛祭りや端午の節句といった年中行事に食べられる和菓子もそうです。
また、「練りきり」や「こなし」など、餡の加工品を用いて季節を表す和菓子も、素材は同じですが季節によって姿を変え、その季節にならなければ見ることができません。
例えば、春でしたら「梅」「桃」「桜」
…初夏から夏は「鮎」「紫陽花」「水の流れ」を表現したもの。
…秋になると「月」「萩」
…冬は「霜」や「雪」などがモチーフにされます。
(参考:和菓子と日本茶)
それだけ、日本人にとって四季の彩は、古から受け継がれてきた大切なものなのでしょう。
菜菓亭では
9月18日の敬老の日に合わせて練りきりをお作りしました
秋の紅葉
長寿の鶴亀
秋の季節とお祝事を合わせた上生菓子に仕上げました
季節の彩りを目で味でぜひ、お楽しみくださいませ
期間限定販売:9月16日(土)・17日(日)・18日(敬老の日)
おひとつからお選びいただけます
菜菓亭
https://saikatei.net