レモン大福 ~ 江戸で生まれた庶民のお菓子「大福」について~
レモン大福
菜菓亭でも、職人がこだわり練った求肥餅の大福をご用意しておりますよ!
おすすめは、今年の暑い時期を考えて、さっぱりした 国産レモンをつかった、レモン大福です。
さわやかなレモンの酸味を活かした大福です
丁寧に房から果肉を取り出し、レモン果汁をつくります。
レモン果汁を加えたレモン餡、中にレモン寒天を入れ、さらに蜜漬したレモンをやわらかな求肥餅で包みました。
レモン色をイメージして黄色に色付けした求肥をつかってます。
おひとつ税別250円 (税込270円)
庶民が愛し育てた大福
今回は、レモン大福にちなんで、「大福」のお話を。
昔から親しまれ、今もどこの和菓子屋さんにあるお菓子と言えば、
餅菓子やお団子。
例えば「大福餅」もその一つなのではないでしょうか?
「大福」は江戸時代に作られたお菓子の一つで、
もともとは形が今より大きく、
食べれば満腹になることから「腹太餅」、
ふっくらした形から「うずら餅」と呼ばれていたそうです。
餡は塩餡で甘みもなかったそうです。
それが、時期でいうと 1789~1801年頃、
こしあんに砂糖を入れ、形を小さくし、
名前も「大福餅」と改めたところ、大いに流行ったそうです。
求肥とは
ちなみに、大福など和菓子の材料としてよく用いられ、
耳にするのが「求肥(ぎゅうひ)」。
求肥とは
白玉粉や羽二重粉など上質な餅粉に砂糖と水を加え、加熱して練った餅菓子の一つです。
独特の柔らかさがあり、時間が経っても固くなりにくいのが特徴です。
余談ですが、かつては生地が牛の皮に似ていることから「牛皮(ぎゅうひ)」と書いていましたが、獣食を好まない日本人は「求肥」と改めたそうです。
その起源については定かではありませんが、求肥が作られたのは大福よりさらに前の1624年~1644年頃とされていますが、評判になったのは大福同様、江戸時代と伝えられています。
江戸時代で生まれた庶民のお菓子が「大福」として
今につながておるそうです
ご来店お待ちしております
菜菓亭では、そんな求肥をつかった、さっぱりレモン大福を販売しております。
生ものですので、一日数量限定商品です。ご来店お待ちしております
菜菓亭
https://www.saikatei.net